住宅購入コンサルFPのホンネ② ~住宅ローンの基本で知っておくべきことは?~

FPユニバーシティ 執筆講座担当の ひまわり法務FP事務所®代表の 竹原庸起子 です。

前回より、いつものお堅い執筆に関する記事ではなく、住宅購入コンサルティングFPとしての裏話をシリーズでお伝えしています。なるほど!と気楽な気持ちでお読みください。

前回の続きです。(前回の記事をお読みください)

有料で住宅ローン相談を受けるFPが準備しておくべきことが3点あると述べましたね。

1点目ついては、調べるという以前にまずは金融電卓を買ってください。そして住宅ローンシミュレーションサイトについては、フリーでいつでもどのような場面でもつかってもいいものを探すしかありませんね。それを確認しておけば、そのサイトを相談の際に相談者の面前で操作してもいいものになりますからね。金融電卓はなくてもいいという意見もありますが、私はやはり必要だと思っています。相談をうける際にいつでもネット環境が整っているとは限りませんから。

2点目は「住宅ローンのポイント」です。そのポイントは以下のとおりです。

「住宅ローンは借金なんだということと、その金利などの仕組み」

「住宅ローンを組む人が、その借金をいつまでに返し終わらなければならないのかは、人によって違い、その違いを理解して専門家としてアドバイスできるのかということ」

「住宅ローンを組む人の家族にとって、不安なのは保証のはず。その保証はどうするのかということ」

「住宅ローンを借りる金融機関の違いについて」

「そもそも住宅ローンを組んでまで家を買わないといけない相談者なのかを、聞き取りして、購入したあとどうなるのかということ」

「住宅購入までのプロセスについて」

 住宅ローンについては、FPの試験勉強のときに仕組みは学びましたが、それを実務で使う際には、これらのことを専門家として知っておき、わかりやすい言葉でわかりやすく相談者に伝えられなければなりません。これらのポイントの詳細については、当方が1月以降に開催する「住宅購入コンサルティング講座」でお伝えします。専門用語を使わず、これらのポイントを説明できるにはコツがありますし、これらのポイントを説明できて相談者が納得できればそれでコンサルティングは成功なのです。

 みなさんは、住宅ローンの相談を受けた際に、これらのことをわかりやすく伝えられていますか?

では次回では、これらのポイントについて、私の経験談を例としてお伝えしますね。お楽しみに!

 


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