落語の『マクラ』に学ぶFPセミナーのテクニック①

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セミナー講師担当の中野です。

わたしの趣味の一つに落語鑑賞があります。といっても劇場や寄席に行くことはほとんどなく、テレビや動画レベルなのですが、講師としてのテクニックを落語から学ぶこともよくあります。

その一つが『マクラ』です。

落語はいきなり本題に入らず、世間話や本題を簡単に説明してから、本題に入るのが一般的で、ここの部分がFP講師としてもとても参考になります。

その一つが、「本題に出てくる用語の説明」です。

落語の中でも古典落語の場合、物語の舞台はほとんどが江戸時代です。このため、現在では使われていない道具や用語が出てきます。しかもその言葉が落語のポイントになる場合もありますので、初めて落語を聞いてくださる人にも楽しんでもらおうと思うと、その用語が何かを説明する必要があります。

例えば、「子別れ」という落語があります。このなかに「かすがい」という道具が出てきます。このかすがいが落語の下げ(最後のオチ)に重要なのですが、今はかすがいというものを知らない人がほとんどですから、最後に、「子はかすがいとよく言ったもんだ」「だから父ちゃんは、おいらの頭をぶつんだね」と言われても「???」となります。
これを落語のマクラで、「昔は家を建てる時に木材がずれるのを防ぐのに「かすがい」という釘を打つのです」と事前に伝えることで、子どもの頭とくぎの「かすがい」を掛けているのだということが初心者でもわかり落語が楽しめることになります。

これはFPセミナーでも言えることがあります。

お金や税金、社会保障で使われる用語は普段使われない用語もたくさん出てきて、その用語がセミナーで重要なポイントになることもあります。

セミナーの初めに、重要な用語を短い時間で分かりやすく「こういう意味なんだ」と理解してもらうと、参加者の頭の中にセミナーの内容をスムーズに理解してもらえるようになり、満足度の高いセミナーになります。

難しい用語をそのままセミナーで使ってたかも?と思った人は一度、セミナーの冒頭でその用語の言葉を事前に説明する『マクラ』を入れてみましょう。

 

 

 


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