住み替えについての相談(その2)

 

こんにちは、相続・不動産担当のエフピーコンパスの平井です。

 

前回は、ご主人が亡くなられて一人になった方の住み替えの相談で、多くの物件を探したが希望の物件が見つからずあきらめていたところ気にいった中古のマンションが見つかり、自分の好みにあったリフォームの契約を行ったお話までさせていただきました。今回は、その後のご自宅の売却についてのお話しです。

 

買い替え時のマイホーム売却の流れは、

  • 新しい住宅を購入する資金計画がきちんとできているかを確認する。(預貯金・ローンの残高チェック)
  • ご自宅の査定を行って資金計画の目途をたてる。
  • 買い替えの方法を検討する(先に自宅を売却する・先に新しい物件を探す)
  • 不動産業者に、新しい物件探しを依頼する。(予算にあった物件を探すこと)
  • 不動産業者に、自宅の売却を依頼する。
  • 媒介契約の締結、売り出しのスタート
  • 売買条件の交渉・売買契約の締結
  • 代金決済と引き渡し(購入する物件、売買の時期によって、融資等が必要な場合も)

となります。

 

流れについては、以上のとおりですが、本当に大切なことは、長年住んできた住宅を売却することにお客様が本当に納得されているかという事です。大きな家に一人で住んでいることの不安、自宅の修繕管理費、歳を重ねた時のバリアフリーへの対応、お庭の管理など、住み続けるのが良いのか、住み替えを行って便利なところに引っ越しする方が良いのかという、揺れ動く気持ちがあることを理解したうえで、本当に納得して住み替えができるように資金計画を行い、実行支援することです。

 

今回のお客様は、買い替えをする物件の価格によっては、資金計画が難しくなることも考えられましたが、一時はあきらめていた時に、お客様が本当に気に入った物件を見つけることが出来、自分の思い描いていたリフォーム工事を現在行っており、自宅売却の売買契約も締結され、住み替えを楽しみにされています。

 

この住み替えに対する気持ちが整理できていないと、新しい物件が見つかって、自宅の売却が決まっても、本当に長年住み続けてきた自宅を売却することが良かったのかとずっと悩むことになります。

 

住み替えの相談の要点は、資金計画や物件の条件だけでなく、本当にお客様がやりたいことが何なのか、お客様によって、それぞれ価値観が異なることを理解して、FPとしてしっかりサポートしてあげることが大切になります

 

具体的な売却活動

今回のお客様の物件は、立地条件や環境は非常に良いのですが、ご自宅の面積が広い案件でした。区画をそのままで売却することもできますが、金額が高額になるため購入する方の数が少ないと考えられます。そのために、売却するのに時間がかかったり、場合によっては思った価格で売れないことも考えられることを事前に理解いただきました。

高額な土地を購入される方は、土地を購入して希望の建物を建築することになりますので、総額が高くなります。つまり土地の面積が広く高額な物件は、購入する方が少なくなりますので、なかなか売却が難しいのが現実です。坪単価で考えると一般的な近隣の30坪から50坪の土地と比較すると相当安くなってしまいます。不動産業者に売却するのであればすぐに売却することが出来ますが、不動産業者が購入する場合は、一般の方への売却価格に比較すると相当安くなってしまいます。

今回の物件は、不動産業者が購入した場合、2区画、場合によっては3区画に分けて分譲することのできる土地でしたので、どのような形で売却するのかについては、FPとして売却を依頼した仲介業者との間に入って、お客様にとって最善の方法を考えることになりました。

 

当初、仲介業者さんは、早く売却できるほうが良いので、不動産業者やハウスメーカーに売約したら良いのではという提案でしたが、やはり出来るだけ良い条件価格で売却したいというお気持ちでしたので、個人への売却を前提に少し高い金額で売り出す方針を選択しました。

仲介業者と売り出し価格についての打ち合わせを行い、最終的に立地状況が良いので、3カ月を目途に1区画の土地としてレインズやホームページに広告を載せて、問い合わせ状況を確認して、次のステップにあたることにしました。

 

売り出しを初めて、レインズやホームページからの問い合わせは多少ありましたが、問い合わせはあるが、具体的な案件にいたることはありません。2か月ほど経過し、なかなか反応が薄いので、価格の引き下げや不動産業者への売却等次のステップを検討しようと思っていた時に、想定していた個人ではありませんでしたが、ある不動産会社から結構良い金額で購入したいという買い付けが入り、最終的にその不動産会社と売買契約をして、決済を待っている状況です。

 

お客様は仲介業者から言われると、土地の面積も広く、買い替えという事で資金面や時間的な制限もあり、気持ちも弱気になり、早く売却したいので不動産会社に最初から売却すればと思う気持ちが強くなってしまうことが良くあります。今回は、魅力のある土地でしたので、最初から不動産業者への売却を行ったのに比べて、相当高い金額で売却することが出来、お客様に喜んでいただけることが出来ました。お客様が、プロである不動産業者の話を聞いて自宅の売却を進めていく場合、知識や経験がないために不安になることが多いと思います。ご自宅売却の売買契約を締結した時に、お客様から平井さんが一緒にいることで安心して住み替えをすることが出来たと、非常嬉しい言葉をいただきました。

 

住み替えの相談は、資金面だけでなく、購入する物件探し、マイホームの売却のタイミングなど、お客様が不安になることが多いと思います。ファイナンシャル・プランナーがお客様の横にいて資金計画や売却方法の方針決定を適切にアドバイスし、実際の売却の際の媒介契約や売買契約に立ち合いする事で、お客様が安心して住み替えが出来ると思っています。

 

ファイナンシャル・プランナーとして、相続・不動産の相談依頼にきちんと応えることが出来る知識と経験を積み、円満な相続を実現していきましょう。

 

 


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