FPと著作権②の3~人の意見をパクってしまった場合の影響について~

309月 - による fp-univ - 0 - お役立ち情報 セミナー ブログ 執筆

FPユニバーシティ 執筆講座担当の ひまわり法務FP事務所®代表の竹原庸起子です。

私が担当しているブログ記事では、毎回、FPなどの専門家が、執筆の業務を受ける上で知っておきたいことを項目ごとに書いており、現在「FPと著作権シリーズ」の連載を始めました。前回は「人の意見をパクる?!」ことについて、「なぜだめなのか?」を解説するため、まずは著作権とは何なのかについて書籍から引用して定義を示し、かつ何をしたら著作権法違反になるのかについて示しましたね。

今回は、著作権法違反をしてしまった場合にどのような影響があるのかを説明します。

何も知らずいつの間にか第三者の著作権を侵害していたような故意はないが過失はある「うっかりさん」でも大変なことになります。さて、どのような影響があるのでしょうか。

<著作権を侵害してしまったFPの身に起こること>

筆者は弁護士ではありませんし、法律の解説や訴訟に関することを書くのは適さないと考えております。よって、FPが著作権違反をおこなった場合に考えられる実務的な影響や実例について筆者なりの意見を述べますことをご了承ください。

他のFPや学者、書物の作者が書いた原稿がとても分かりやすいからといって、その著作権者の承諾なしに自身の講演レジュメ、執筆原稿にそのまま使うことは著作権法違反になります。ちょっとくらいいいだろうと思われるのでしょうが、読んでいる側では前後の文脈がおかしかったり、書き手には「癖」があるので、起承転結で構成される記事を始めから読んでいると、すぐに盗用に気づきます。第三者が気づくのですから、盗用された人、つまり著作権者はすぐに気づきます。

まず、盗用された著作権者は盗用した相手に対し、民事上刑事上の法的処置をとることができます。その処置の方法については弁護士や弁理士に任せてください。盗用した人の原稿を公表することや講演実施の差し止め、盗用された著作権者への金銭賠償請求など、行為面での請求と金銭面での請求が主です。

そして、このような一時的な影響は当たり前のことであり、それよりも、FPがその後プロとして活動していくことができなくなるという将来にわたる影響のほうが大きいと考えます。一度でも盗用した人は、その業界では二度と執筆や講演の仕事を受けるべきではありませんし、個人情報や著作権を守るコンプライアンスを重視している大企業からは二度と執筆関連の依頼はありません。一度でも盗用してしまうと、依頼者であるクライアント企業のイメージダウンなどの二次的三次的影響もあります。

つまり一時的に損害を賠償すればそれでいいものではなく、半永久的に影響があるのです。

その点を軽視しているFPが多すぎると感じます。

FP協会などで倫理研修を実施していますが、それらがいかに意味がある研修なのか、再度考えてしっかりと勉強していきましょう。

硬い内容のコラムですが、大切なことです。次回以降もお楽しみに。

 


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