やりたくないことを逆手に取る
こんにちは。家計相談担当の前野彩です。
10月1日に「週間マネー手帳」と題して、
わたしがプロデュースした手帳が発売されます。
https://www.online-marks.com/Page/20190920content_money.aspx
この手帳を発売するきっかけとなったことこそ、
お客様の「やりたくないこと」を逆手に取った発想です。
お金を貯めたいと思う人は多くても、
家計簿をつけたいと思う人は少ないのが実情でしょう。
家計簿が会話の中で登場したとしても、
それは「家計簿をつけたい」という能動的ではなく、
「家計簿をつけなければいけない」という義務的な気持ちがほとんどです。
考えてみると、家計簿は自分がお金を使ったものを記録し、
その記録を振り返り、自分の反省点を見つけるもの。
「家計簿をつけているけれど、つけるだけ」
「つけているけれど、何をどうやって見直したらいいのかわからない」
という声があって不思議ではありません。
そこで、「やりたくないこと」を逆手に取ったのです。
週間マネー手帳では、
「未来を考えるスケジュール手帳」と
「未来を計画する家計予算」が一つになっています。
「未来の手帳」と「過去の記録の家計簿」をひとつにしたものは
他の手帳にもありますが
「記録」を極限まで無くし、「未来」に的を絞ったのです。
家計簿に挫折した人が多いのであれば、
「家計簿をつけなくてもお金が貯まる仕組み」というのは
魅力的に感じることでしょう。
あなたのお客様が「○○は苦手」と発言してくれたなら、
それは、発想の転換のチャンス!
「やらないでもできる」プランを考えてみることが
お客様からの信頼を得る一つのきっかけかもしれません。