新型コロナウイルスで無償提供される著作物や商品に感謝~
FPユニバーシテイ 執筆講座担当の ひまわり法務FP事務所®代表の竹原庸起子です。
私が担当しているブログ記事では、毎回、FPなどの専門家が執筆の業務を受ける上で知っておきたいことを項目ごとに書いており、現在「FPと著作権シリーズ」を続けております。
今回は時勢にそって、コロナウイルス感染拡大防止策と社会貢献のために企業などが無償提供されている著作物について、当方の考えを述べます。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、政府が学校の休校、大規模イベントの自粛、在宅ワークの推奨を発表してからは、日本国民の生活が一変しましたね。そして助け合いの精神から大企業から中小企業、小規模店舗が国民に対してさまざまな支援をしています。
例えば、次のような支援がありますね。
・大企業が運営するサイトにおいて、通常は有料のものを無償で提供すること。
(小中高校生の学力低下を防ぐためのオンライン授業、オンライン教材提供などです)
・自宅で過ごす子どもへ食事の無料提供
(大手コンビニエンスストアが学童保育施設へ無料でおにぎりを提供していること。同じく子ども食堂も通常は有料の食事を無料で提供していること。)
・有料セミナーの無料開催
これらは、外出することが少なくなり、自宅にいることによってパソコンやスマートフォンを見ることが多くなった人や両親が共働きの家庭にとっては大変ありがたいことですね。
しかしながら提供してくれるこれらの「著作物」や「商品」は、通常は有料のものなのです。つまり提供側が苦労して築き上げた、作り上げた価値のあるものなのです。
それを享受する私たちは、その価値に感謝しなければならないですし、なんでも無料が当たり前と思わないように気を付けるべきですね。