セミナーの効果を上げるために、今できること
FPユニバーシティでセミナーの講座担当している中野です。
これを書いているのは2020年3月24日なのですが、新型コロナウィルスの影響はまだまだ続くような状況です。
経済への影響としては、航空、観光などを中心にさまざまな産業に影響を及ぼしていて、FP講師にも影響を及ぼしています。
知人のFPでは3月のセミナー、講演がすべて延期かキャンセルという人もいて、収入としては大打撃を受けられているのではないかと思います。
そんな状況でもポジティブに考えてもらえたらと思います。
受講者のセミナー参加の目的は?
FPのセミナーは、家計や住宅購入、相続、保険、資産運用など様々なジャンルがあるかと思います。
ジャンルは違えど受講者にとっては、「自分の役に立つ情報が欲しい」と思って参加されている人がほとんどです。
講師をするFPとしても「一つでも多く役立つ正しい情報を持って帰ってほしい」と思っていると思います。
なので、一生懸命に制度や仕組み、計算方法など話をしていると思います。
しかし、正しい話だけをしていても受講者が理解することが出来ないことがあります。これは、講師の説明が上手ではないとか、間違っているということではなく、受講者の中には予備知識もなく聞いている人もいるため、知識を吸収するのに時間がかかってしまったり、吸収しきれなかったりしてしまいます。
知識を吸収しやすくするためには
知識を吸収しやすくするためには、
・優しい用語を使う
・たとえ話を使う
・身近な話題を用いる
・体験談を話す
というような工夫が必要です。
この中でも記憶に残るのがFP自身の体験談の様です。
その中でも「失敗談」は印象に残り、受講者の役に立つことになるようです(単に「他人の不幸は蜜の味」なだけかもしれませんが・・・)。
今FPができること
現在、新型コロナウィルスの影響でさまざまなマイナスの事が起こっているかと思います。
資産運用での大きな損失。仕事の減少。子どもの面倒。生活の制限などなどいろいろなことが起きているでしょう。
今現在は、それらのことで悪い影響を受けているかもしれません。
しかし、今受けている悪影響は将来のみなさんの受講者に話すことで受講者に良い影響を与えることができます。
今起きていることを少しでも覚えておいて、将来のみなさんの講師業の糧にしてくださいね。