オンライン相談ではFPの「見え方」も重要
こんにちは。
FPユニバーシティ、家計相談担当の前野彩です。
新型コロナウィルスの影響により、オンライン化が進んだ方も多いことでしょう。
オンラインは、時間と場所を選ばず相談できる点がメリットですが、画面越しだからこその注意点もあります。
実際、「リアルよりもオンラインの方が難しい」と多くのFPが口にされます。
まだまだ模索中ではありますが、わたし自身が心がけていることをお伝えします。
●表情は豊かに
画面では、真剣な表情が無表情に見えたり、冷たく感じたりすることがあります。
笑顔を多く意識するとともに、感情をできるだけ表情に表すようにしましょう。
●ジェスチャーを画面内に
積極的にうなずくことで、ご相談者の気持ちを理解したいと思っている、あるいは、ご相談者の発言を理解していることを伝えましょう。
また、カメラは限られた画面しか映りません。
前後左右の手の動きは、カメラの範囲を意識して行う必要があります。
●物理的にも明るさを
背景によって、ご相談者が受け取る印象が変わります。
自分の演出したいイメージに沿ったリアルな背景をセッティングしましょう。
また、十分な明るさも必要です。
ライトなども検討してみてください。
●理解度の確認を
メラビアンの法則によると、コミュニケーションに説いて「何を言っているか」という言語情報の占める割合は7%とのことです。
そこで、理解度を確認するときも「ここまで大丈夫ですか?」ではなく、「●●は□□ということですが、大丈夫ですか?」というように、そこまでのポイントを繰り返し、理解度を確認しています。
この方法だと、ご相談者への配慮に加えてポイントの確認にもなりますよ。
オンライン相談の研修やマニュアルなどはこれから増えてくるのではないかと思います。FPユニバーシティでは実務家が集まるからこそ、情報交換ができることが強みです。試してみてくださいね。
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