執筆原稿では漢字で書くのがいいわけではないのです

 

FPユニバーシテイ 執筆講座担当の ひまわり法務FP事務所®代表の竹原庸起子です。

私が担当しているブログ記事では、毎回、FPなどの専門家が執筆の業務を受ける上で知っておきたいことを項目ごとに書いております。

今回は、執筆原稿を作成して依頼者へおさめる仕事をして15年以上になります当方が、

漢字ではなくあえて「ひらがな」で書く言葉についてご説明します。

原稿を書く際には、なるべく漢字を使った方がかっこいいのではないか?知的なのではないか?と思っている人がいるかもしれませんが、漢字を使わないほうがいいケースもあるのです。

次のような言葉です。

 

  • 「且つ」

「かつ」と読み、「さらに」という意味です。この言葉は見慣れない言葉であり、意味が伝わりにくいため、執筆原稿では使用しないほうがいいです。

  • 「然し乍ら」

「しかしながら」と読み、「今まで述べてきたことがらをうけて、それと相反することを述べるとき」に使います。

この言葉についてもひらがなで書く方が意味が伝わりやすいですね。

  • 従って

「したがって」と読みます。「だから」という意味です。漢字で書いてしまうと、動詞の「従う」という言葉と混乱することがあるため、ひらがなで書いた方が接続語だと認知しやすいですね。

  • 又は

「または」と読みます。この言葉も漢字ではなくひらがなを使う方がいいのは。「A又はB」のAとBの部分に漢字を使う場合に読みにくいからです。

  • 若しくは

「もしくは」と読みます。この言葉は「若い」という漢字と同じであり、執筆の大原則である「中学生以下でもわかる文章を書くべき」というものに沿わないため、ひらがなのほうがいいでしょう。

  • 「~したほうが良いでしょう」

「~したほうがよいでしょう」と書くべきです。

  • 「尚」

「なお」と読みますが、漢字で書くと意味が伝わりにくいですね・。

 

いかがでしょうか。

参考になさってください。

 

 


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