セミナーで「資料を読んで」いませんか?
セミナー担当、LBプランニングの中野です。
FPが開催するセミナーは、さまざまな情報が含まれていますが、基本的にお金の話となりますので、「面白く」「楽しく」だけでは済まないことの方が多いのではないでしょうか?
例えば、税金や社会保障の制度だったり、保険や投資信託などの金融商品の説明なども含まれているので、資料を配布して見てもらいながらセミナーを進行することが大半ではないかと思います。
ここで、講師として気を付けてもらいたいところは、「資料を読むだけのセミナーになっていないか」ということです。
セミナーの資料(テキストやレジュメ)に合わせてセミナーを進めていくことは大事なのですが、単に資料に書かれていることを読んでいるだけの講師の人をたまに見かけます。
資料を読むだけでは、単に本を買って自分で読むのと違いがありません。せっかくセミナーに参加していただいているのですから、プラスαの情報を持ち帰っていただいたり、より理解を深めていただくことを考えて、セミナーを進めましょう。
簡単に、資料を読むだけのセミナーにならない方法があります。
それは、資料を読んだ後に、
- つまり、
- 例えば、
- 簡単に言えば、
- 要するに
などの言葉をつなげてみましょう。
きっと資料の中にない情報を伝えることができます。
講師慣れしていない間は、どうしても資料に頼ってしまうことが多くなってしまいます。
プラスαの情報も「資料外」で事前に準備してセミナー中にスムーズに伝えられるようにしておきましょう。