執筆のプロフェッショナルへの道~わかりやすく伝える文章のコツ 3~

2711月 - による fp-univ - 0 - お役立ち情報 セミナー ブログ 執筆

FPユニバーシティ 執筆講座担当の ひまわり法務FP事務所®代表の竹原庸起子です。

私が担当しているブログ記事では、毎回、執筆の業務を受ける上で知っておきたい文章にまつわるあれこれを項目ごとに書いています。前回は、FPの執筆記事や論説文を書く際に必要な「誤解させないわかりやすい文章のコツ」のうち、「句読点の使い方」について述べました。今回は「中学生にでもわかる言葉に置き換えて書くことの重要性」について例をあげて説明しますね。

 

まずは次の文章をお読みください。

相続専門のFPが、相続手続きの局面を迎えた読者(専門知識はほとんどない)向けに書いた文章だとします。

「被相続人相続発生後に法定相続人が遺産分割協議をおこない、協議書に法定相続人全員が実印を押印しなければなりません。」

この文章を読んで、一生に何度も経験しない相続手続きについて、いつどこでだれがどのようになぜ何をすればいいのか、すぐにわかりませんよね。

FPが執筆原稿を作成するときに気をつけるべきなのは、

「5W1Hがわかる単語を使い、中学生が読んでもすぐに理解できる文章を書くこと」です。

 

難しい単語や専門用語を並べた文章がいいのではなく、わかりやすい言葉を使い、一通り読んですぐに理解できる筋道が通った文章がいいのです。

次のように言い回しを変えてはいかがでしょうか。

 

「人が死亡したら(いつ)、家族や親族である法律で決まった人々が(だれが)決まった割合で(どのように)、死亡した人の財産を引き継ぎます。それを「相続」といい、財産を引き継ぐ人を「相続人」、死亡した人を「被相続人」といいます。死亡してからその相続人全員が被相続人が死亡したときに持っていた財産を、どのようにわけるのがいいかを話し合います。話し合う場所はどこでもかまいません(どこで)。それを「遺産分割協議」といい、その協議がまとまったら、相続人全員が「実印」(相続人が住んでいる市役所等へ届け出ている印鑑)を押さなければなりません。実印を押す理由は、実印でないと、本当に本人がその内容に納得しているのかどうかわからないからです(なぜ)。

 

 執筆原稿は、専門知識のあまりない人々向けであるならば、書いている人にしかわからない文章ではなく、読んでいる人にわかりやすい文章を書くことを心がけましょう。


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