FPは事前準備とメモ上手になりましょう
FPは「事前準備とメモ上手」になりましょうFPユニバーシティ 執筆講座担当の ひまわり法務FP事務所®代表の竹原庸起子です。
私が担当しているブログ記事では、毎回、執筆の業務を受ける上で知っておきたい文章にまつわるあれこれを項目ごとに書いていますが、前回は、職業人ファイナンシャルプランナーとして、相談業務や実行支援業務において特に私が心がけていることを3点のうち、1点をお伝えしました。今回はその2点目をお伝えします。執筆業務についてのお話ではありませんが、職業人FPとしての心得についてですので、みなさまもぜひとも参考にしていただきたいです。
2点目は「事前準備とメモの重要性を理解すること」です。
FPが顧客(相談者)からの相談アポイントを受ける際には、「どんな相談なのか」を電話もしくはメールで最初に把握しますよね。その際には5w1hに気を付けて把握しましょう。
※5w1hとはWhen(いつ)Where(どこで)Who(だれが)What(なにを)Why(なぜ)How(どのように)の頭文字をとっており、文章構成や講演、執筆の重要な要素として使う用語のこと。
たとえば住宅購入の相談をしたいという相談者からの相談予約を受けた時は、相談者が「いつまでに」「どのエリアで」「相談者が?家族が?」「どんな物件を、どんな住宅ローンを」「どのような理由や動機で」「どのような方法で」探しているのか、またその一連の行動において不安に感じていることがあるのかどうか聞き取るよう心がけましょう。アポイントを受ける専用メモには、この5w1hの欄をあらかじめ設けておくこともいいのではないでしょうか。
それによって相談を受ける側のFPが事前に準備しておくべきことがポイントごとにわかり、ポイントごとに回答を準備できますね。初回の相談でいかに効率よく相談者が知りたい情報をこたえられるかどうかがリピート依頼を獲得する鍵です。
そういうメモ、一度作ってみてくださいね。
最後の3点目は、次回のブログでお伝えしますね。