マギー史郎に学ぶ講師としての心得

FPユニバーシティでセミナーの講座担当している
LBプランニングの中野です。

今回はテクニック的なことではなく心得について
お伝えしたいと思います。
と言うのも、最近、あるFPが
 「家族が病気で入院するので、今週のセミナー講師をキャンセルしたい」
という連絡があり、セミナーが中止になった・・・
という話を聞いたからです。
キャンセルとなったセミナーは2つで、
ひとつは個人FP事務所が開催する数人程度参加のこじんまりしたセミナー。
もう一つはFP継続教育セミナーで10数名参加予定のセミナーでした。
さて、この話を聞いた時にみなさんはどう思いましたか?
「大事な家族が大変なんだから、仕方ないよね」と
思われた人も多いかもしれません。
もしかしたら、「小規模のセミナーなんだからいいんじゃない?」
と思った人もいるかもしれません。
中野はどう思ったか?
「セミナー中止なんてあり得ないこと」
と思いました。
「中野は血も涙もないヤツだ」と思われたかもしれませんね(^-^;
もしかしたらそうなのかもしれませんが、私は両親にも
「この仕事しているからには死に目に会えないかもしれない。」と
言ってあります。
実際に祖母の葬儀には出ることができない事態になりかけた
ことがあります(その時は先方の都合で日程が変更になり
参列できたのですが)。
もちろん、代打の講師がいるような状態であれば
問題ないでしょう。
実際にセミナー、講演を中心に業務を行っているFP会社では、
万が一があった場合、誰かが登壇できるシステムを
構築している会社もあります。
その人しかできないセミナーであれば、万難を排して
登壇する義務があります。

20万円のタクシー代を使って舞台に上がる

ここでやっとマギー史郎の逸話になるのですが、
とあるテレビ番組で弟子のマギー審司が師匠の
マギー史郎の話をしているのを見たことあります。
その中で、マギー史郎は2万回の舞台を踏んでいるの
ですが、1回も穴を空けたことがないと言っていました。
一つの例として、台風で飛行機が欠航したときも
タクシーで台風を抜けて、始発の新幹線で営業先逸話を
紹介していました。
営業などは、一舞台数万円かもしれません。
それなのにタクシー代を20万円以上かけてでも
舞台に上がったワケです。
これは、損得ではなく信頼の問題です。
一度失った信頼は取り返すのが難しいでしょうし、
「台風の中、タクシーを使ってでも舞台に上がった」
という事を運営側が知ったら感動してくれるかも
しれませんよね。
いくら講師本人が登壇できなくても仕方がないと
理由があったとしても、受講者や運営側には関係が
ないことです。
また、一度講師がセミナーをキャンセルしたら、
運営側はその講師にもう一度依頼するでしょうか?
突然一週間前にキャンセルをしたことがある講師と
知って依頼する会社があるでしょうか?
もちろん、人間関係やその人の人柄、その人の能力や
カリスマ性によって異なるかもしれませんが、
なかなか次のチャンスはないのではないでしょうか。
マギー史郎は、苦労人とも聞いていますので、ひとつの
舞台の大事さをとても知っているのかもしれません。
今では、弟子もいて、とても有名なのですから、
台風のせいで舞台にあがれなかったのなら仕方がない、
ネームバリューもあるので、呼ばれないことはないだろう、
そう思わずに、信頼を重視したマギー史郎はとても
すごい人ですね。
今回の運営側の人も
「今回は仕方がないよ。大事な家族のことだから。
ただ、今後お願いするかどうかは別だけどね」
と言っていました。
みなさんも「セミナーで講師をする」、
それを業務として独立FPになることについて、
覚悟をもって臨んでいただければと思います。

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セミナーでも「コミュニケーション」を忘れずに

FPユニバーシティでセミナーの講座担当しているLBプランニングの中野です。

FPで独立して収入を得る方法で「講師」は重要な位置付けにあると思います。

その講師ですが、ある人と話をしていた時に、「相談に比べると、セミナー講師は相手に気を使わなくていいから、気分的に楽だ」と言っていました。

その人によって、感じ方が違うのかもしれませんが、この考え方は注意が必要です。

と言うのも、セミナーの中でも講師と受講者の間でコミュニケーションは重要だと考えるからです。

基本的にはセミナーでは、講師から受講者へ一方的に情報を提供しているのでコミュニケーションは不要に感じるかもしれません。

しかし、受講者がうなずいていたり、表情が険しい、資料のどこを見ていいかわからないなどに対して、フォローをしたり、受講者のアクションを見てうなずいてあげたり、笑ってあげることで意思疎通をすることができます。

講師が自分の説明に集中し過ぎていたり、緊張してしまっていて、受講者の反応を無視してセミナーが進んでいると、満足度が下がってしまいます。

直接的な言葉でのコミュニケーションはなかったとしても、言葉以外の手ぶりや表情でのコミュニケーションをセミナーの中で行うことで満足度の高いセミナーとなります。

セミナー中もコミュニケーションを意識してみてください。

 

 

 


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セミナーではあまり欲張り過ぎないことがベター

セミナー講師担当のLBプランニングの中野です。

FPに限らず、弁護士や税理士などの専門家がセミナーで話をしているのを見ていて、気になることがありますので、お伝えしていきたいと思います。

FPなどの専門家がセミナーで話すときに大事なことととして、大前提として、「講師と受講生の知識の量、質に大きな差がある」ということを意識してもらえたらと思います。

もしかしたら、講師がまじめで、「少しでも多くの情報を受講者に持って帰ってもらいたい」という気持ちでひとつのセミナーで大量の情報を盛り込んでしまっているのかもしれません。

しかし、受講者からすると、そのセミナーで初めて聞く単語や情報がたくさんあり過ぎてしまうと、消化不良になってしまいます。

結果として「今日のセミナーではたくさんの情報を得ることができた」という『何の役にも立たない記憶』だけが残ってしまう可能性が高くなってしまいます。

セミナーに限らず、私たち専門家が情報を提供するのは、多くの情報を提供することではなく、「話を聞いた人が役に立つ」ことが重要です。

特にFPは、将来の夢や目標をかなえるための情報を提供することが一番大事です。

つまり、受講者が聞いて、実際の生活で役立てなくては意味がありません。

たくさんの情報を提供しても、何も実行してもらえないと、無駄になってしまいます。

「多くの情報より、実際に役立つ少しの情報」をセミナーで伝えて、受講者の満足度を上げましょう。

 

 

 

 


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講師としての技術とFPとしての知識は違う

セミナー担当、LBプランニングの中野です。

先日、東京でいつもセミナーのオファーをくださる会社のスタッフとお話する機会があって、改めて気づかされた点があったのでお伝えしたいと思います。

セミナーの上手いFPを紹介してくださいと言われて・・・

先日、東京に行く用事があったので、いつもセミナーのオファーをくださる会社に表敬訪問に伺いました。その会社とはメールや電話でのやりとりが多く、連絡を取り合う方が5名いるうちの2名しか実際にお会いしたことがないので、せっかくなのであいさつに伺いました。

ご挨拶に伺ったところ、電話では何度もお話したことがある初対面の人とお話をしていたところ、「セミナーが上手なFPさんって少ないんですよね。中野さんいい人ご紹介してくれませんか?」と言われました。

いつもお世話になっているので、「セミナーの上手なFP」を是非ご紹介したいところなのですが、返事に詰まってしまいました。

なぜなら、「セミナーの上手なFP」と言われてご紹介できる人がほんど思い浮かばなかったからです。

FPの講師としてのレベル

わたしはFPユニバーシティでセミナー講師のパートを担当させていただくことになった経緯として、「セミナーが上手」と認められているからなのですが、わたし自身は「セミナー講師」としてのレベルはそんなに高くないと思っています。

たぶん、中の上、もしかしたら中の下くらいかもしれません。

でも、「FP」という業種の中で行けば、上の方に位置しているのかな?と思っています。

わたしは、FP継続教育セミナーの運営、受付を長くしていることで、多くのFPが講師をしているところを見てきましたが、「上手いなぁ・・・」と思う人はそんなに多くありません。

FPの知識レベルと講師としてのスキルは違う

なぜ、上手だなと思えないかと言うと、セミナーの内容を聞いていると、FPとしての知識は豊富で、伝えていることの内容はとてもよいのですが、「伝え方」についてはとても稚拙な人が多いように思えます。

例えていうなら、学会の論文発表を聞いているような感じに思えるようなセミナーが非常に多いからです。

専門家が専門家に対して、事実を伝えている。それだけのことしかしていない人が多いように見受けられます。

しかし、FPが講師として登壇するセミナーは、伝える内容についての知識が不足している人に対してお話することが非常に多くなります。

例えば、

・確定拠出年金が導入された企業の従業員に対する確定拠出年金の制度の説明会

・進学を希望する学生やその親向けの奨学金制度説明会

・お金の知識がない人向けの家計セミナー

・保険営業マン向けの相続対策セミナー

などなど、説明する内容の知識がない人向けに話をすることが大半です。

なので、学会で専門家が専門家に向けて話しているような話し方では、聞き手に伝わらない、つまり「セミナーが下手くそFP」となってしまいます。

わたしが「セミナーが上手」と言われる理由

わたしが、「セミナーでの話し方が上手ですね」と言われる明確な理由があります。

それは、

セミナーテクニックを知っている

からでしかありません。

わたしはFPとして2005年に独立したのですが、前職はベンチャー企業の技術スタッフでした。ベンチャー企業とは聞こえがいいですが、非常に少人数の会社だったので、一人で担当する業務が多岐に渡りました。

私は技術系職だったのですが、年に2回ある商品発表会や、売り込み先に対しての商品プレゼンテーションを行わなくてはなりませんでした。

なので、いかに「当社の商品は優れていますよ!」ということを決められた時間でなるべく多くの人に知ってもらう必要があり、聞いてくださっている人の中でなるべく多くの人が興味を持って話を聞いてもらうためには、どのように話をすればいいのか?ということを徹底的に叩き込まれました。その叩き込まれたことが「セミナースキル」でした。

これは、機械やソフトウェア、金融商品、税制など伝える内容にかかわらず、大人数に対して話をしながら一人一人に、「興味を持ってもらう」「今、話に集中してもらう」ための技術です。

わたしはたまたま、勤めていた会社で必要な技術だったので、その時に学ぶことができたのですが、多くFPはそんな機会がなく、独学または実践するしかないのかな、と感じています。

セミナースキルは、FP知識と同じで基礎を知っていればそんなに難しい技術ではありません。

あまりにも多くのFPがセミナースキルの基礎を知らずに我流でセミナーをしているので、「FPでセミナーが上手な人はあまりいない」ということになってしまっています。

是非、「セミナーの基礎」を学んでください!

それだけで、ライバルに差をつけることができますよ!

 

 


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セミナーでプロジェクターを使う時の注意点3

セミナー担当、LBプランニングの中野です。

今回は別のネタをお伝えしようかと思っていたのですが、

あるセミナーに参加して、プロジェクタ-を使う時の

気になったところ(注意点)についてお伝えします。

講師が気づきにくい注意ポイント

参加したセミナーの会場はよくある貸し会議室の一室でした。

会議室の壁が白かったので、そこにプロジェクターを投影して

いたのですが、ちょうど次の写真のような状態でした。

2e6b5201cee0399dfb9fc004a43128f4_sこの写真は実際のものではなくフリー素材から取ってきたのですが、

何が問題かわかるでしょうか?

・・・
・・・
・・・

 

・・・
・・・
・・・
・・・

 
・・・
・・・
・・・

はい、実は投影した資料が

前の人の頭で見えない

状態になってしまっていたんですね。

受講者を見ていると、首を右に左にと動かして

なんとか見ようとする人もいれば、スマホを

頭の上に上げて撮影して投影資料を見ようと

している人もいました(+_+)

 

設備が整っている会議室や大きなホールの場合は、

次のような状態になっていて、誰からも見やすく

なっていますが、一般的な貸し会議室ではここまでの

設定はされていません。

b84314ffb631f548bc98d8acd25960cf_s

 

なるべく大きく映し出そうとして、壁の上から下まで使おうと

してしまうと、後ろの方の受講者は前の受講者の体が邪魔して

みることが出来なくなってしまいます。

プロジェクターを投影するときは、できれば講演者の胸辺りが

資料の一番下くらいに位置するくらいが見やすい投影の仕方になります。

これは、ホワイトボードに字を書く時も同じです。

下に書きすぎると、後ろの席受講者は見えにくくなってしまうので、

ホワイトボードを使う時にも注意してください。

 

 


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セミナーでプロジェクターを使う時の注意点2

セミナー担当、LBプランニングの中野です。

前回に引き続きプロジェクタ-を使う時の注意点についてお伝えします。

プロジェクター投影用の資料を作成する場合、PowerPointやKeynoteなどの
プレゼンテーションソフト(プレゼンソフト)を使うのが一般的です。

プレゼンソフトは、当たり前ですが、プレゼンテーションを効果的に
するためにアニメーションなどのツールが用意されています。

プレゼンソフトを使い始めた時は特にアニメーション機能などを使って
みたくなるのですが、ここに注意が必要です。

アニメーションなどは効果的・最小限に

画面の切り替えやアニメーションなどは、視覚的な見栄えが
非常によくなりますが、あくまで見栄えがよくなる「だけ」です。

FPが行うセミナーはあくまで、情報の提供や気づき、
行動をうながすことが目的ですので、視覚的効果は
最小限にするべきです。

「ここは必ず気付いてほしい」「このことは印象付けておきたい」
といった重要なポイントに使うことで印象に残すために使いましょう。

アニメーションが進行を妨げることも

テンポよく話をしているときに次のスライドへ移る時に
画面の切り替えで時間がかかってしまうことで、
せっかくのリズムが失われてしまうことがあります。

また、表示のアニメーションは出現の演出を覚えていないと、
言葉での説明と出現がちぐはぐになってしまうこともあります。

セミナー本番では、セミナーの内容、説明の順番、時間配分など
さまざまなことに配慮しなくてはいけないところに、
出現の演出まで覚えておくことは不要な負担を増やすことになります。

プレゼンソフトを使って資料を作成しているときにアニメーションなどを
追加していると楽しくなってしまいますが、あくまでも本筋は
「何を伝えたいのか?」です。

演出に時間を費やさずに、

伝える内容を充実させる、

その内容を伝わりやすくするため

に効率的にアニメーションなどを使う程度にしましょう。

 


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セミナーでプロジェクターを使う時の注意点1

セミナー担当、LBプランニングの中野です。

みなさんはセミナーの時にプロジェクターを使いますか?

時と場合によって異なるかと思いますが、利用頻度は多いのではないでしょうか?

かく言う私の場合、プロジェクターを利用する頻度は90%以上だと思います。

プロジェクターを利用するメリットとしては、

・板書の時間を節約できる

・視覚に訴えることができる

などがあります。

特に「視覚に訴える」の場合、図式や画像、動画とさまざまな手段で受講している人の興味や理解度を高めるのにとても有効です。

 

ただ、便利なだけでに無意識でやってはいけないことをしてしまっている場合がありますので、その一つを今回ご紹介します。

フォントのサイズは大丈夫?

セミナーを受講する立場で気になることの一つとして、プロジェクターに投影する資料と手元資料が同じ場合のフォントのサイズです。

プロジェクターに投影して受講者に見てもらうためには、見やすいサイズ、つまり小さすぎないサイズのフォントを利用する必要があります。

会場の大きさや使用するフォントによって違うと思いますが、個人的には、30pt以上のフォントを使うように意識しています。

これ以上小さいと、投影した時に見えずらくなってしまいます。

資料として考えた場合、たくさんの情報を限られたスペースに掲載するためには小さいフォントを使う必要がありますが、プロジェクターに投影してセミナーの進行をする場合には、目的はあくまで興味や理解度を高めることです。

フォントサイズには注意しましょう。

資料を作成しているときにパソコン上では小さい文字でも見ることができますが、プロジェクターに投影した時にはまったく見えない場合があります。また、投影面によっては文字が小さいとつぶれてしまい、何が書いてあるかがわからないこともありますので、十分注意しましょう。

事前に確認することは難しいかもしれませんが、一度自分がプロジェクターを使ってセミナーをしている状況をビデオで録画したり、写真を撮ってもらったりして「受講者側からどのように見えているか」を確認してみてください。

投影文字が小さいために、「プロジェクターの投影内容が見えにくかった」ということでセミナー全体の満足度が下がってしまうこともありますので、注意してくださいね。

 

 

 


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セミナーの満足度を上げるテクニック3~ワークを取り入れる時の注意点~

セミナー担当、LBプランニングの中野です。

前回まではセミナー開始の時に聞いている人にお伝えすることで満足度を上げるテクニックをお伝えしました。

事前に伝えることが大事なのですが、事前につたるためには、「たぶん、こんなことになるだろうなぁ・・・」という想像力が必要です。セミナーの準備の段階から、当日どのようのことが起きるかもしれないかを想像して、マイナスになるようなことをどのようにカバーするか、検討して対策を練ることがオススメです。

ただ、これだけでは、満足度を上げるというより、不満足を増やさない対策に近いので、より満足度を上げる簡単な方法をお伝えします。

それが、「ワークを取り入れる」ということです。

よく言われることですし、良く取り入れられていますが、注意点がいくつかあるので紹介します。

短い時間でできるワークを取り入れる

セミナーの中でのワークの目的は、「飽きさせない」ために取り入れます。

決して試験対策や知識の習得度を上げるためのものではありません(もちろん、試験対策講座などの場合は別ですが)。

なので、10分も20分もかかるようなワークだと逆に疲れていまいますし、「情報が欲しい」と思って参加した人の満足度が下がってしまいます。

あまりお勧めできないワークは、FP関連でいうと「キャッシュフロー表を10年分作ってみる」といったワークです。CF表を作るには収入、支出、ライフイベントの確認、収支の計算、暦年での貯蓄残高の推移計算などなど時間がかかってしまいます。ワークをしているうちに疲れ切ってしまいます。

もし、CF表の作成のワークを入れるとしても、

収入の確認の仕方の講義→ワーク

支出の確認の講義→ワーク

収支の確認の講義→ワーク

と言ったように細切れにすることをお勧めします。

簡単な内容にする

何度も言うようですが、セミナーの中でのワークの目的は、「飽きさせない」ため、満足度を上げるためのものです。

「できた」という喜びの感情はプラスの要因です。複雑怪奇なワークでできなかったりすると、モヤモヤしたり、自尊心を傷つける結果になってしまい、満足度を下げてしまう可能性があります。

ワークは、95%の人が正解するような内容だったり、ちょっとしたひっかけでイージーミスをするくらいのものにしておきましょう。

例えば、公的年金の受取額の計算のワークをする場合でも、FPの試験で学んだような複雑な計算式を解かすのではなく、加入月数から大まかな年金額がわかるようなワークをする方が正解率が上がり、満足度が上がります。

ちょっとしたツールとしては、回答に近い例文を予め受講者に渡しておいて、その例文の数値や文章を一部置き換えることでワークが完成するようにしておくと、ワークの時間も短くなり、正答率も上がることで満足度が上がります。

難しすぎない、簡単なワークを取り入れることで、満足度をアップさせましょう!

 


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セミナーの満足度を上げるテクニック2~セミナースタート時に・・・2~

セミナー担当、LBプランニングの中野です。

前回に続きて満足度を上げるテクニックです。

マネー系のセミナーに限らず、受講者の方の知識量は個々によって異なります。

例えば、「FPが知っておきたい生命保険の見直しポイント」というようなタイトルでセミナー募集をしたとしましょう。

あなたの中での参加者のターゲットが

  • FPとしてもまだスタートしたばかり
  • 生命保険についてよく知らない
  • 年齢は30代前後

といったような人をイメージしていたとしましょう。

たしかにこのタイトルだと、あまり生命保険に詳しい人は参加しないだろうと想像できます。

しかし、実際にセミナー当日になって参加者の顔ぶれを見てみると・・・

確かに予想していたターゲットのように30代でこれからFP業をはじめるのかな?という人もいれば、60歳前後に見えるような方、噂に聞く先輩FP、生命保険会社の名前が入っているバッチをスーツにつけている人も・・・

「保険に詳しそうな人も来ているよ!どうしよう・・・」とパニクってしまうこともあるかもしれません。

しかし、セミナーをしているとこんなことは当たり前にあります。

私が某公共機関の一般向けセミナーの講師をしたところ、対象者40~50代、タイトルにも「ミドルエイジのための」としたのに60代、70代の参加者が2割居たという経験があります。

セミナーの内容を当日変えることは至難の業ですが、せっかく参加してくださった人には満足して帰っていただきたいと思うでしょう。

このような場合、セミナーを開始するまえに、今回のセミナーがどのレベルの内容であるかを伝えることで満足度を上げることができます。

前述の初心者向けの保険見直しセミナーの場合、

「本日のご参加者はいろいろなお立場の方がいらっしゃるようで、保険の知識についても初心者から上級者までいらっしゃるようです。今回のセミナーはどちらかと言えば初心者向けのセミナーなので、上級者の方には少し物足りない内容かも知れませんが、おさらいと思ってお聞きください」

といったような前フリをしておきます。

このように事前に伝えることで、受講者の聞き方が違ってきます。

事前に「初心者向けですよ」と伝えることで、アンケートで「初心者向けで物足りなかった」というような感想はなくなります。

前回お伝えした内容と合わせてセミナー開始前に使ってみてください。

 


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セミナーの満足度を上げるテクニック1~セミナースタート時に・・・~

セミナー担当、LBプランニングの中野です。

 

セミナーを行う目的は様々です。(FPが行う講師の『スタイル』は?をご覧ください)

とはいえ、受講してもらった人には「参加してよかった」と思ってもらいたいものです。

セミナーの内容も重要なのですが、「満足度を上げるテクニック」が存在するのも事実です。

いくつかあるので、ひとつずつ紹介したいと思います。

  • 最初にゴールを伝えておく

セミナーで本題に入る前に、セミナーの冒頭で「このセミナーを受けたことで何を得ることができるのか」を伝えておくことです。

例えば、「今日のセミナーでは特に、『セミナーで時間が足りなくなりそうなときでも時間通り終わることができる』方法をお伝えしますね」などです。

セミナータイトルでは「セミナーがスムーズできるようになるテクニック」といったように、様々な事情(例えば、文字数の関係)で内容に幅を持たせたタイトルになる場合があります。

このような場合、受講者はさまざまな思惑で話を聞く準備をします。「セミナーがスムーズに」という意味が人によってとらえ方が違うからです。

「セミナーがスムーズに」=「途切れ途切れにならない」
「セミナーがスムーズに」=「当日セミナー中に慌てない」
「セミナーがスムーズに」=「途中で受講者からの質問で邪魔されない」

などなど、人によって違うからです。

その違いセミナー冒頭で

「セミナーがスムーズに」=「時間通りに終わる」

に認識をひとつにすることで、「思っていた内容と違う」ということにならないようにすることで、満足度を上げることができます。

特に準備も何も必要のないテクニックですので、是非試してみてください。


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